憧れのマイホームを欠陥住宅にしないために

業者を見極める

家を建てるときに典型的な欠陥住宅の事例となってしまうような住宅をつかまされないようにするためには、業者と契約する段階から注意を払うことが大切です。
欠陥のある住宅をつかまされないための基本は、いい加減な態度をとる悪質な建設業者とは絶対に契約しないようにすることです。

極端に言えば、最初にどのような業者と契約したかで、その住宅が丈夫で長持ちするものとなるか、それとも欠陥だらけの長持ちしない住宅になるかが決まってしまう、ということになります。
それほど施工主にとって、業者選びはとても大事だということです。

では、欠陥住宅の事例となるような粗悪品の住宅を建てられないための業者選びをするには、どういったポイントで業者をチェックすればよいのでしょうか。

その第1のポイントは、業者の従業員をよく見ることです。
そのためには、まず営業マンからじっくりと人間性をチェックすることです。
とはいうものの、営業マンは建築主と話をするプロですので、悪質な業者の営業マンであっても、建築主の要望をすべて受け入れるような態度をとることが多いです。
そこでおすすめなのは、営業マンだけでなく、実際に家の設計や施工を行う担当者からも話を聞いてみることです。

家の設計の担当者や施工の担当者と実際に話をしてみれば、本当にその業者が建築主の希望を住宅建設に反映するように配慮してくれているか、また、そのことをわかりやすく説明してくれているかどうか、ということがわかります。
建築主の要望をきちんと聞き入れて、それをわかりやすく説明してくれる設計の担当者や施工の担当者のいる建設業者は、まず信頼できるとみて良いでしょう。

欠陥住宅の事例となりうる住宅を買わされないようにするための第2のポイントは、建設業者と急いで契約しないようにする、ということです。
ここでは、建築主に様々な情報を嫌がらずに開示してくれるかどうか、ということを重点的にチェックするようにします。
建築主の要望通りの枚数の設計図をきちんと提出してくれるかどうか、そして、詳細な見積もり書をすべて提出してくれるかどうか、が重要となります。
住宅建設の見積もり書は数十枚の枚数になってしまうことが一般的ですが、この見積もり書をきちんと作っているかどうかということが、業者の質を見極める良い基準となります。

見積もり書の作り方に建設業者の信頼度が現れます。
細かい内訳を掲示せずに一式を表示するだけで済ませたがる業者もまだまだ多いです。
このような見積もり書の提出の仕方には、欠陥住宅の事例を多く生む建設業者の組織のいい加減な体質が表れていると言っても過言ではありません。
もちろん、まだ建築主が工事をするかどうか決めてもいないのに、無理に契約させようとする建設業者は論外です。
このような業者の強引な行動の裏には、営業マンのノルマ達成の圧力や資金繰りの悪化など、建設業者の裏事情が隠れているからです。