出来上がりが欠陥住宅!!ってことにならないよう工事過程もちゃんとチェック

現場の人達とのコミュニケーションも大事

欠陥住宅の典型的な事例となるような住宅を購入させられないためには、建築主が住宅工事の現場を直接見るように心がけることも有効です。
自分の住宅を一生懸命建ててくれている職人や大工を疑うのは心苦しいかもしれませんが、残念ながら彼らもいい人ばかりだとは限りません。
それに、職人や大工であっても、自覚がないまま工事のうっかりミスを犯してしまうこともあります。

このようなうっかりミスは、本来現場監督が指摘すべきものなのですが、現在の工務店やハウスメーカーの現場監督は1人で複数の住宅工事の現場を請負っているのが当たり前となっており、職人や大工の細かい工事のミスをカバーするところまで手が回せないのが実状です。
このため、現在の住宅工事の現場では職人や大工が監督の目がなくとも自主的に良い仕事をするように心がけているかどうか、という人間性が重要となるのです。
工事を見学する際にはデジカメなどを持ち、工事現場の写真をできる限り多く撮影するようにしましょう。

工事現場の写真を撮影しておくことで、万が一欠陥住宅の事例になってしまう住宅を建てられてしまったとしても、その証拠をしっかりと残すことができます。
また住宅の工事現場を見学すれば、素人であってもその現場の雰囲気を掴み取ることはできます。
本当に住宅工事に力を入れている業者であるならば、現場を見るだけでその様子が伝わってきます。

可能であるならば、抜き打ち見学をするとよいでしょう。
(抜き打ちでないとその場だけ態度を取り繕われてしまうおそれがあるからです。
)さらに、欠陥住宅の事例になってしまう家を建ててしまうことを回避する有効な手段のひとつには、建築主が頻繁に工事現場に顔を出す、というものがあります。

自分の住宅を建てている大工や職人、現場監督とコミュニケーションを密に取り、お互いに信頼関係を築いていくことで、手抜き工事や欠陥工事をしにくい雰囲気を作り上げることができます。
大工、職人、現場監督もやはり人間ですので、情が移った相手に対しては、手を抜いた仕事はなかなかできないものです。

従って、欠陥住宅の事例といえる住宅を買わされないようにするには、積極的に工事現場の人たちと良い関係を築いていくことが重要なポイントとなります。
家が完成した後も油断は禁物です。
家が完成したら住宅の欠陥を防ぐことはもうできませんが、トラブル発生の際に有効な証拠として残せるものは残しておくことが大切です。
家に住み始めてからも住宅の欠陥が発見されたときのために、家の中の写真を定期的に撮影して残しておくとよいでしょう。