揺れやすいという欠陥は構造計算がちゃんとされていない住宅?!

でも日常的に絶えず振動の負荷がかかる環境に建っている住宅では頻繁に外壁のチェックをしましょう

木造住宅について一般的にいわれていることのひとつに、「木造なら、地震のときに多少揺れても心配ない」という説があります。
しかし、この説を頭から信じ込んでしまうのはさけた方がよいでしょう。
現在の建築基準法では、すべての家に構造計算をすることが義務づけられています。
鉄筋の家やコンクリートの家はもちろん、木造の家でさえも、構造計算をしっかりとしてからでないと家は建てられないようになっているのです。
自分の家が欠陥住宅の事例になっていないかどうかチェックするには、建築基準法に基づいてきちんと構造計算がされているかどうか確認する必要があります。

最近は3階建ての家も多くなってきていますが、3階建ての建物を建てる場合、特に構造計算をしているかどうかチェックしておかなければなりません。
たとえ3階建てであったとしても、構造計算がなされていれば、そう簡単に揺れるはずはないからです。

逆に言えば、構造計算を行っていない、欠陥住宅の事例となる家では、普通の住宅よりもとても揺れやすくなっています。
家が揺れることがすぐに危険に直結するわけではありませんが、必要以上に家が揺れるということは、建築基準を遵守していない欠陥住宅の事例である可能性が疑われます。

しかし、家の揺れは住宅の構造だけではなく、外的要因がもたらす場合もあります。
普段から電車がよく通る沿線沿いや、大型トラックが激しく行き交う道路などのそばにある住宅は、どうしても他の地域にある住宅と違って揺れやすいものです。
しじゅう揺れが家に起きていると、欠陥住宅の事例とはまた違った問題が住宅に生じてきます。

本来、家は日常的にかかる振動の負荷に耐えられるようには作られていません。
このため、長期間にわたって家が振動にさらされていますと、やがて外壁にひびが入ってしまいます。
しじゅう振動にさらされる環境の中に住宅を建てている人は、定期的に自宅の外壁を見て回り、ひびが入っていないかどうかチェックするようにしましょう。
外壁のひびを放置しておきますと、ひびわれた部分から雨水が入り、家の中の建材を傷めてしまうので注意が必要です。

電車や大型トラックの通行などの振動にさらされる環境に住宅を建てようとするときは、外壁がひび割れやすいというリスクを頭に入れたうえで、多少費用を上乗せしてでも耐久性のある外壁塗装を選ぶようにしましょう。
外壁のひび割れのリスクを最小限にくい止めるには、金属系の素材の含まれた塗料の外壁塗装がおすすめです。